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Acrobatの「ファイルサイズの縮小・ClearScan」を試す

ScanSnap iX500、S1500、S1300で自炊したPDFデータは、スキャンモードやページ数によりサイズが大きくなります。

一般的なPCや2012年春ごろにかけて発売されるタブレットPCでは、ファイルサイズはそれ程問題になりませんが、現在発売されているタブレットPCでは負担になるサイズで、閲覧するときなどもたつきが生じることがあります。

そこで、タブレットPC用にデータサイズを削減したPDFを作り、スムーズに表示できる方法を2つ紹介します。

ただ、この為だけにデータを作るのは面倒ですので、下記リンクもご参考ください。個人的には、こちらの方が手軽なのでお勧めです。

ipohone/ipad/ipod touch向けおすすめPDFビューアーbookman Lite

 



AcrobatのClearScan機能でPDFデータサイズを小さくする

ClearScanは、AcrobatでOCRを行う時に指定するオプションです。このClearScan指定を行うとスキャン画像の文字の箇所がフォントデータに置き換えるため、画像のデータを減らすことができサイズが小さくなります。

Acrobatのメニューバーから「文章→OCRテキスト認識→OCRを利用してテキストを認識」を選択。

「文章→OCRテキスト認識→OCRを利用してテキストを認識

 

また、フォントに置き換えため文字を拡大していっても文字がギザギザにならなず、なめらかな表示になります。

しかし、フォントの置き換えに失敗した文字は画像のままになったり、文字自体が消えてしまったりなどの症状があり完ぺきではありません。

下記の例では、上の列がフォントの置き換えに失敗し画像のままになった文字と、下がフォント置き換えに成功した文字。

Acrobat ClearScan 画像

 

次に、フォント置き換えに失敗し文字が消えてしまった例。

Acrobat ClearScan画像


また、ClearScanは、変換に時間がかかるのも難点です。グレースケール300dpiでスキャンしたPDFをpentium E5400(2.4Mhz)のPCにて、ClearScanで変換すると約30分かかります。

 



Acrobatのファイルサイズの縮小機能でPDFデータサイズを小さくする

こちらはスキャンしたデータの圧縮率を高めたり解像度を下げてデータサイズを小さくする方法です。

Acrobatのメニューバーから「文章→ファイルサイズを縮小」を選択。

文章→ファイルサイズを縮小

そのためページを拡大すると文字の周りがにじんだりするノイズが表れやすくなりますが、ipadなどのタブレットPCの画面サイズでは、それ程気にならないと思います。

acrobatファイルサイズ縮小比較

 



各データサイズ縮小の比較

取り込みスキャンモード原本ClearScanファイルサイズ縮小
カラー 圧縮2 300dpi151MB82MB41MB
グレー 圧縮2 300dpi143MB40MB42MB
白黒 600dpi(表紙を除く)10MB5.5MB5.3MB

 

AcrobatのClearScanとファイルサイズ縮小ファイルサイズ比較

グレーと白黒でスキャンしたデータサイズは同じぐらいですが、カラーのみ倍近く差がみられました。

ClearScanは、それ程頻繁ではありませんが文字が消えるなどの症状が現れることを考えると、タブレット端末用電子書籍としては「ファイルサイズ縮小」を選んだ方がいいかもしれません。

 

上記の方法は、あくまでipadなどのタブレットタイプ用のデータとして制作するものですので、元のデータ残しておきます。 

 

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